2024年09号
暦の上では秋となりましたが、まだまだ暑い日が続きます。最近は残暑の期間も長くなっており、9月になって感じる夏バテのような不調を、「秋バテ」というようになっています。暑さのピークは過ぎたのに、なんだか元気が出ない、食欲が戻らないなど、夏バテのような症状は、夏の疲れが残っているせいかもしれません。冷たいものを多く摂取したり、エアコンが効いた空間と暑い場所を行き来したり、浴槽に入らずシャワーだけで済ませたり。夏の間の生活習慣は、こういった体の慢性的な不調の原因となります。夏の疲れを引きずったまま、秋口の1日の寒暖差や台風・長雨などによる気圧変化の影響を受けると、体調不良がより悪化したりいつまでもすっきりしない場合があります。秋バテを防ぐには、夏の生活習慣で弱った身体を秋の生活習慣に変えていくことが大切です。
秋になって気をつけるべきことはいくつかありますが、まずは服装です。秋は1日のうちで気温差が大きく、この変化に身体は対応することができません。そのことで自律神経のバランスが崩れ、免疫力も低下します。脱ぎ喜しやすいカーディガンやジャケットなどを持ち歩き、衣類の着脱で体温調整を心がけましょう。そして次に入浴です。身体が冷えると、秋バテしやすくなります。全身を温めるにはお風呂が最適。就寝の1~2時間前に、38~40度程度のお湯に15分~30分ぐらい、ゆっくり浸かって身体を温めましょう。血行や代謝がよくなります。リラックスすると副交感神経が活発になり、疲れがとれやすくなり、良質な睡眠も得られます。睡眠に関しても重要ポイントといえるでしょう。睡眠は、心身の疲労を回復させる働きがあります。特に午後10時~午前2時の間は、成長ホルモンの分泌が活発になります。その時間帯は眠れるように、時間を確保しましょう。以上のようなことに気を付けて季節に応じた体づくりをおこなっていきましょう。 西 邦光
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