2022年05号
新年度から約1か月が経過し、緊張や疲れがピークに達するこの時期。5月の連休を機に張りつめていた糸が切れ、なんだか気分が優れないなど『五月病』といわれる症状が出ることがあります。五月病とは、医学的な病名ではなく、5月の連休後に憂鬱になる/なんとなく体調が悪い/会社に行きたくないなどの軽いうつ的な気分に見舞われる症状のことをいいます。主な原因はストレスや疲労で、症状としては、疲れやすい/頭痛がする/眠れない/仕事や家事などが以前のようにテキパキこなせないなどの身体的なものから、やる気がおきない/気分が落ち込む/何も興味がわかない/不安や焦りがひどくなるなど、精神的なものまでさまざまです。そして、次のような方は特に注意が必要です。この春に就職・異動・転勤・転職した 職場の雰囲気や人間関係などが変わった。コロナ禍で在宅勤務となり、あまり外に出なくなった 新たな責任やプロジェクトを任された 生活リズムが乱れていた 冬から春にかけて繁忙期で長時間残業を行っていた…等など。
五月病を予防するためには、ストレスや疲労を溜めないことが大切です。疲労回復を心掛け、自分にあったストレスの解消法をみつけましょう。趣味に打ち込むのも有効です。料理・釣り・プラモデル・絵・読書など続けてきた趣味や好きなことをしましょう。脳内の「幸せホルモン(セロトニン)」の分泌が活性化し、ストレスが緩和されます。運動をする身体を動かす時間をつくることで、緊張を和らげ心身をリラックスさせることができます。身体が重い感覚が続くようであれば、身体を動かしてみましょう。 身体のリズムを整える休日もある程度決まった時間に起き、生活リズムを崩さないよう心掛けましょう。また、睡眠の質を高めるため、深夜までの仕事や就寝前にデジタル機器に触れることは出来るだけ避けましょう。程度の差はありますが、周りには同じようなストレスを抱えている方がいるので、悩みを共有してみましょう。話せる相手がいない人は、文章に書いてみると問題が明確になり、新しい視点が見つかるかもしれません。 西 邦光
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