2021年05号
新緑が目にまぶしい頃になると、よく五月病という言葉を耳にしますが、五月病とは主にゴールデンウィーク明けごろから陥る倦怠感や虚脱感などをともなう体と心の一時不調を示す俗語です。医学的な分類でいえば適応障害や、軽度のうつに該当する場合もあります。新社会人や部署異動や引っ越しなど生活環境の変化などがきっかけとなり、老若男女に関わらず今の時期にストレスを感じて気分が優れない方も少なからずおられるのではないでしょうか。そういったストレスの対処法の3つのRを皆さんはご存知でしょうか。少しそれについてご紹介します。
①Resut(休息、睡眠):疲れた、眠いというのは体から休めというサインです。特に睡眠はしっかりとりましょう。②Recreation(気晴らし):普段あまりしないことをするのがポイントです。美術や音楽を楽しんだりアロマを焚いてみたりいつもとは少し違う食事を楽しんでみたり、五感を刺激しましょう。③Relaxation(くつろぎ):家族や友人との会話や動物との触れ合いを楽しんだり、自然の中に身を置いて深呼吸やストレッチを行ってみましょう。
そして次に4つのストレスタイプとそれぞれの対処法について簡単にお話しします。①イライラしがち(自分のペースで物事が進まず腹を立てる):深呼吸をして客観的に自分が何に苛立っているのかを少し考えてみましょう。②クヨクヨしがち(ああすれば良かったこう言えばよかったと引きずる):一旦、思考の無限ループから抜け出すために散歩やジョギングなどで体を動かしてみたり甘いものを少し食べてみましょう。③ヘトヘトになりがち(真面目で几帳面で完璧主義):自分で全て抱え込んでしまわず人に頼ってみることが突破口になることも。自己評価70~80点を合格ラインとしましょう。④オロオロしがち(慌てやすく、物事を悲観的に考えてしまう):漠然と不安な時は何が不安なのか紙に書きだして明確にしてみましょう。自分を否定してはいけません。
春から初夏にかけては昔から木の芽どきと言って最も精神のバランスを崩しやすい時期です。よく体を温め、睡眠をよくとり、生活リズムを安定させるよう心掛けましょう。 西 邦光
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