2020年08号
コロナウィルスの出現により、社会の様式はかなり変わりつつあります。この変容の過程で我々は多くのストレスを感じているのではないでしょうか。よく見られるストレスの原因には,意味のある活動・感覚的な刺激・社会的な関わりなどの低下,働けないことによる経済的負担,普段ならできるストレス対処法(ジムに行く,さまざまな行事に参加するなど)がとれないことなどがあります。そして、こうした長引く自粛の状況下では,人は恐怖、不安、抑うつ、倦怠、怒り、スティグマ化(自分が感染することがあれば,接触感染を恐れる他の人たちから,自分が汚いもののように扱われていると感じるなど)といった心への負担を強いられてしまいます。では、我々はどう対処すべきでしょう?幸いなことに心理学的なこうした困難な状況への対処法がいくつかあります。
①信頼できる情報獲得とコロナ遮断:コロナに関する正確で最新の公衆衛生情報を入手することは重要です(厚生労働省のHPなど)。しかし、ウィルスに関するメディア報道にあまりにも多く接すると、恐怖感や不安感が増大してしまいます。ニュースやソーシャルメディアに費やす時間と、読書などコロナと無関係な活動とのバランスを取りましょう。
②日々のルーティンを作りそれを守る:自粛状況でも,普段のルーティンを維持することは,大人にとっても子供にとっても,生活における秩序・目的意識を維持するのに役立ちます。睡眠、起床時間を守り、必要に応じて健康的な娯楽も取り入れましょう。
③他者とつながりを保つ:会って話をする機会は限られてしまいますが,電話,ビデオチャット,ソーシャルメディアなどであなたを支えてくれる人たちとやりとりしましょう。
④ストレスを管理し,前向きに:自分が何を心配しているのかをよく考えましょう。そして,自分には何ができ、何ができないかを考え,自分では変えられないことを客観的に受け入れましょう。実践するために毎日「感謝の日記」をつけるのも良いでしょう。
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