2015年 02号
今回は石原結實先生の鼻の症状に関するお話です。 くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの症状は大きく三つに分けられます。風邪をひいて起こる初期の症状や単なる鼻炎、花粉などによるアレルギー性のもの、副鼻腔炎によるものです。いずれも体に溜まった過剰な水分、水毒が原因です。外部からの異物や細菌を体外に排泄するだけでなく、体内の過剰な水分をくしゃみや鼻水で排泄しています。アレルギーも同じ反応です。痛みや熱を伴う炎症は生体防御反応として、白血球が細菌と戦っています。 くしゃみや鼻水の対策としては体を芯から温めて余分な水分を汗や尿として排泄することです。鼻づまりには鼻を中心にして温湿布と冷湿布を繰り返すと症状が改善しやすくなります。生姜紅茶や生姜を少し入れた長ネギスープを飲んで、体を温めてよく睡眠をとりましょう。鼻炎や副鼻腔炎はいずれも過食や運動不足で血液がオ血状態にあります。薬で症状を抑えて手っ取り早く改善しても再発を繰り返すのは、そのためです。 生活を見直してしっかり体質改善することが必要です。それには、朝断食、また、入浴、サウナ、運動などで利尿、発汗を促し、体内に溜まった老廃物の排泄を促進することです。
参考文献:「非常識の医学書」実業之日本社(p168~169)
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