2013年 08号
今回は福田稔先生の関節リウマチに関するお話です⇒関節リウマチの本当の原因は心身のストレスにあります。活性酸素が組織破壊をして関節に炎症を引き起こします。西洋医学では腫れや痛み、炎症にばかり目を向けるのでステロイド剤や免疫抑制剤を使う対症療法となり、長期使用によって関節破壊と血流障害、慢性病となって悪化していくばかりです。治す為にはまず、薬をやめること、さらには、副交感神経を優位にする方法を取り入れ血流障害の改善をすることです。自律神経のバランスをとり、顆粒球を減らせば組織破壊は止められます。決して不治の病ではありません。リウマチの炎症の度合いもCPRで示されますが、患者さんに共通していることは、痛みが和らぎ始めると夜間に大量の汗をかくようになります。副交感神経が優位になって排泄が促進されるためです。ステロイド剤を大量に使ってきた人ほど寝汗は異臭を放ちます。不思議なことに患者さんはほぼ3ヶ月のサイクルで症状が改善していきます。患者さんの中には週一回の治療と毎日の爪もみを行い、3ヶ月後に強烈な痛みに襲われ、3ヶ月間寝汗が続き、その後は歩けるようになり、階段も昇れるようになり、更なる3ヵ月後には小走りが出来るようになった方がいます。膝の痛みが続いた後、大量の寝汗、かゆみ、こうした一連の流れは体の毒物や老廃物を出そう、捨てようとする働きによるものです。これを越えるとそのさきには治癒がみえてきます。ただ、ストレスが原因で起こるため、介護や家族の死、過労、精神的な悩みを抱えている人は症状が起こりやすいのでストレスコントロールが大事になります。治癒への道のりまでの症状は、どんな病気でもほぼ同じです。圧倒的に女性に多く、発熱、関節炎、筋肉痛、手足の腫れ、疲れやすい、だるい、レイノー現象などの症状を持つ、混合性結合組織病でも全く同じです。患者さんをよく見ると後頭部にうっ血を示す赤い線が走っていて手足も冷たい状態です。治療により頭寒足熱となって寝汗をかくようになると、食欲が旺盛になり、熱が出ても回復が早くなり治癒へと向かいます。患者さんの病気を治そうとする力とその思いの賜物です。
参考文献:「非常識の医学書」実業之日本社(p126~127)
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