2013年 12号
今回は福田稔先生によるパーキンソン病等の治療穴についてのお話です→パーキンソン病も交感神経の過剰な緊張によって顆粒球が増加し、活性酸素が過剰に発生し、ドーパミンを分泌する脳の黒質を変性、組織破壊を招いたものです。パーキンソン病の患者さんを観察していると、これぞと決めると一途に頑張りすぎるところがあります。ストレスを抱えて無理を続け、慢性的な交感神経緊張状態が発症させているのでしょう。治療薬でのドーパミンの補充は脈拍や血圧を上昇させ血流を促進し一時的に症状は軽減されますが、薬剤そのものが結果的に病気を悪化させ難治化させる原因になっています。これまでパーキンソン病の治療は難しかったのですが、新しい治療法のつむじと仙人穴の刺激によって、歩くこともできず車椅子で来られたパーキンソン病患者さんが今ではご自分で車を運転されるほどに回復しました。パーキンソン病であっても自律神経のバランスを調えれば血流がよくなり、こわばりか取れ動きがスムースになり通常の日常生活は過ごせるようになります。私(福田稔先生)が「仙人穴」と名付け刺激をしている治療点は、骨盤の中央にある仙骨です。下半身の悩みを持っている患者さんほど鼠径部が黒く、根元に辿り着いてみると、仙骨でした。人が動くときの骨盤の中心に位置する仙骨は支点にあたり、しかもその上には腰椎5個、胸椎12個、頸椎7個、頭蓋骨がのっている負担の大きい場所です。ですから、下肢への神経も詰まりやすい部分のため、血流が悪く黒ずむのです。仙骨の仙骨孔からも副交感神経は出発していてリラックスの鍵を秘めている部分です。(中略)東洋医学で重要視されている臍下丹田にはエネルギー球体があり、波動はこの球体の中心から仙骨を介して出され、背骨から脳へと伝わります。生命エネルギーが泉のようにあらゆるエネルギーに変換され仙骨から湧き出るといわれています。その仙骨の働きを調整する急所こそが仙人穴です。この部分は体の奥深くにあり、素人がむやみに触れるべきところではないでしょう。
参考文献:「非常識の医学書」実業之日本社(p136~137)
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