2011年 09号
9月に入りましたが、まだまだ夏のなごりの暑さは続きそうですね。今回は福田稔先生によるがんのお話です⇒がんの発病は、たった一個の細胞の異常増殖から始まります。細胞の核内で細胞増殖をコントロールしている遺伝子に異常が起こると、細胞はがん細胞に変異し無限に増えていきます。がんはこの異常に自律神経の乱れが関わり、過剰な交感神経緊張が続き顆粒球が増え大量の活性酸素による組織破壊で発病する病気です。副交感神経の働きは抑えられ、がん細胞を破壊させるリンパ球が減少するためがんへの攻撃力は弱まり増殖が続いていきます。これまで100例以上のがん患者さんの治療に携わった結果、がんを治すために必要なリンパ球の数は1800~2000個/立方ミリメートル以上です。1800個以下の場合は病状は安定しません。患者さんの治療に関わり、発見したことは、転移こそがんを治すチャンスであることです。転移を起こしているがん患者さんのほとんどのリンパ球は2000個を超えていて、転移の時期に患者さんは必ず熱を数日間出しています。しかも転移後には病状が良くなるのです。この事実から私は転移は、がんがリンパ球に攻撃され負けそうになっている状態、このままでは負けてしまうと考えたがんが、バラバラになって他の組織へ移動する実態ではないかと思っています。(中略)熱や転移は体が、がんへの反撃を開始した証拠ですから、解熱剤や抗がん剤、放射線治療で転移層をたたかないことです。もしどうしても3大治療を受けたい場合は免疫力を下げない配慮が必要です。治療結果からいえるのはリンパ球が1000個台のときはやめたほうがいいでしょう。自律神経免疫療法で100%がんを治せるとは言い切れませんが、免疫力さえ保てれば進行は止まりがんとの共存は可能です。原因が分かると少なくともがんは難病ではなく治しやすい病気なのです。がん=死のイメージが定着し過ぎていますが、自分でがんを治す気持ちを持つことが大事です。治すのは患者さん自身、医師はサポーターに過ぎないのです。ストレスの解消、生活習慣の偏りの改善、薬をやめる、副交感神経を優位にする養生法の励行、自分で治療の実践をしていくと病気で悩んでいる暇も無いほどです。
参考文献:「非常識の医学書」実業之日本社(p74.75)
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