2011年 08号
8月23日、24日は化野念仏寺の千灯供養です。都の東では「鳥辺野」が風葬の地、西の風葬の地「化野(あだしの)」だったそうです。およそ千年前空海がここに五智山如来寺を開創し、野ざらしとなっていた遺骸を埋葬したことに始まります。さて、先月に引き続き、今月も石原先生のがんのお話です⇒
がんは癌と書きますが、岩のように硬い病気の意味です。皮膚がんや肝臓がん、乳がんを触診するととても硬く感じます。全ての物体が冷やすと硬くなることを考えると、がんはある面、冷えから起こる病気です。体の中でもがんにならない臓器は心臓や脾臓、小腸と言った自らがかなり発熱をしている臓器です。心臓は、体重の約200分の1の重さですが、体熱の11%を生み出しています。脾臓は、赤血球が集まっていて赤くて体熱が高い臓器です。小腸は食物の消化や吸収をするために蠕動運動をしているのでエネルギー消費量が多い臓器です。反対にがんになりやすい臓器は、中心部が空いている管状で、周辺にしか細胞が無い形状になっている肺、食道、胃、大腸、子宮などの管腔臓器です。(中略)がん細胞は、冷えが大好きで最も分裂増殖をするのは体温が35度のときで、大嫌いなのは熱で39.3度以上の体温では死滅をしてしまいます。甲状腺は新陳代謝を司るホルモンを分泌する所ですが、甲状腺のはたらきが活発過ぎて発熱や発汗が続くバセドー病の患者さんは、がんになる確率が一般の人の1000分の1以下といわれています。このことからも熱ががん細胞に有効なことがわかります。東洋医学ではがんは血液の汚れを一手に引き受ける究極の浄化装置といわれています。がんを無理に取っても根本の解決にはならないのです。体内の汚れた血液の一部を体外に除去して血液をキレイに保とうとして、あらゆるがんが「出血」という症状を呈するわけです。血痰、吐血、血尿、下血、不正出血、これは腫瘍から汚血を排泄するためです。がんを手術で切除しても放射線で消却したり、抗がん剤で消滅しても原因を取り除いているのではありません。(中略)西洋医学でもがんに対して温熱療法が用いられています。がんを防ぐには体をしっかりと温め汚れた血液を浄化、排泄することが理にかなった方法です。
参考文献:「非常識の医学書」実業之日本社(p72.73)
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