2011年 12号
毎月25日には北野天満宮の市が立ちます。御祭神である菅原道真公の誕生日(6月25日)、薨去の日(2月25日)に因んで、開かれます。境内周辺では早朝から夕方まで露店が所狭しと立ち並び、参拝者が大勢訪れて賑わいます。今年の終い市に一度行かれてみるのも良いかもしれませんね。さて、今回は石原結實先生の体の排泄のお話です。⇒ 西洋医学では何千、何万もの病気があり、原因がわからないときは、病名に本態性とか突発性という言葉をよく使います。東洋医学では原因がわからなくても全ての病気が血の汚れによるとします。ですから、アトピー性皮膚炎も血の汚れから起こる病気です。肉や乳製品など高脂肪食品の食べ過ぎ、運動不足、ストレスによって引き起こされた体の冷えです。湿疹も蕁麻疹もアトピー性皮膚炎もすべて同じで、体内の余分な水分や血液の汚れを皮膚から排泄しようという生理現象です。それにもかかわらず、薬で皮膚からの発疹を止めるという事は、外へ出ようとするものを体内に閉じ込めるようなもの、まるで尿や便をとめるようなものです。排泄を抑えるのは体にとっていいことはありません。皮膚は立派な排泄器官のひとつです。(中略)西洋医学では皮膚に出た症状を病気と捉えてステロイド剤や抗ヒスタミン剤などが処方されます。しかし、治療の対象にするべきは、皮膚ではなく体内の汚れです。対症療法で症状を抑えても一時期良くなったように見えるだけで症状はぶり返すことが多いものです。(中略)根本的改善は、よく噛んで少食にし、運動や入浴などで体を温め汗を流し、体内の水と老廃物を排泄すればいいのです。アトピー性皮膚炎は水毒、陰性の病気です。太陽の光は陽、海水の塩も陽なので夏の海水浴がとても効果的であることが多いものです。どんどん運動して体を温め血液中の老廃物を燃やして血液をクリーニングすればいいのです。クリーニング中は排泄を促進するために余分なものを食べないようにし、免疫を増強させるニンジンリンゴジュースを飲むのが良いでしょう。吸収は排泄を阻害するの法則通り、食べないほうが排泄が促進されるのです。朝だけ断食、運動や入浴の活用、胃腸を休ませて排泄器官を活発にしましょう。
参考文献:「非常識の医学書」実業之日本社(p82.83)
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