2009年 11号
11月3日は文化の日です。文化の日は、日本の国民の祝日の一つです。国民の祝日に関する法律(以下「祝日法」)では「自由と平和を愛し、文化をすすめる」ことを趣旨としています。1946年に日本国憲法が公布された日であり、日本国憲法が平和と文化を重視しているということで、1948年公布・施行の祝日法で「文化の日」に定められたのだそうです。日本国憲法は半年後の1947年5月3日(憲法記念日)に施行されました。この日皇居では文化勲章の授与式が行われ、この日を中心に、文化庁主催による芸術祭が開催されます。戦前から文化の日の制定までは、明治天皇の誕生日であることから明治節という祝日になっていましたが(明治時代には天長節、大正時代は平日)、これとは関係なく定められたということになっているようです。ただ、当時の国会答弁や憲法制定スケジュールの変遷をみると、明治節に憲法公布の日をあわせたとも考えられるのだそうです。また、この日は晴天になる確率が高く、「晴れの特異日」として有名です。博物館の中にはこの日に入館料を無料にしたり、様々な催し物を開催する所もあるようです。
今回は柿についてご紹介します。柿に含まれるタンニンは人間の体内の血管を収縮させる酵素を抑制する効果があり、それによって血圧の降下作用が発揮されます。また、タンニンやβ‐カロチンなどの栄養成分には、抗酸化作用や抗老化作用が認められています。そして、柿に含まれるアルコールデヒドロゲナーゼという酵素にはアルコールを分解する働きがあります。また、東洋医学的見方でお話をしますと、柿は元々陽性で、だんだん陰性になっていき、熟すと渋みを感じなくなって陰性の味である甘みを感じるようになります。渋柿の皮を剥いてつるし柿にしますが、つるして日光に当たり、水分が抜けることで陽性度が高くなりつつ渋みが中心に凝縮され、逆に外側は陰の甘みが取り巻くようになります。ただ、中心部は陽性ですので、食べますと陽の働きとして収縮作用があり、体全体を収縮させます。ですので、例えば産後につるし柿を取ると、子宮や腹筋の収縮が促進され、産後の肥立ちが早くなると言われています。
参考文献:「東方栄養新書」 メディカルユーコン社
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