2020年04.2号
緊急事態宣言が全国的に発令されてからも感染者は都市部を中心に増大傾向にありますが、増加の度 合いは諸外国と比較をすれば、まだ日本はそこまで急激な感染拡大は認められてはいないようです。こ
れは日本国民の多くがまわりと足並みを揃えて自粛生活を守っている結果ではないかと思います。しか しこの自粛生活が今後も長期に渡って続いた場合、どのような弊害があるかについて今回考察してみた いと思います。これを読まれた方にもそれぞれの防衛、回避手段について考えて頂ければ幸いです。
① 失業の増大と治安悪化
コロナ禍収束のためには不要不急の外出は避け、三密(密閉、密集、密接)を避ける必要があります。
その為多くの企業や店舗が業務を停止せざるを得なくなり、一部の業種を除き、景気は冷え込みの一 途を辿ることとなりそうです。そうすると今後廃業や失業者の数が格段に増えると予測できます。そ れに伴って窃盗、強盗、詐欺、横領といった犯罪も増え、一時的に日本の治安も悪化することが予測 されます。
② うつ病
日本は失業者数と自殺件数がリンクしやすい国です。職を失うことで自身を責め、気が付けばうつ病
になっているケースも少なくないでしょうし、テレビを見ていてもコロナに関する視聴者の不安を煽 る内容の番組が多いので、いわゆるコロナ鬱にかかる人も増えてくるでしょう。
③ アルコール依存症
自粛生活というのはストレスが多く、抑うつされた気分を晴らすためにアルコールをたしなむ人が多 いようです。特に一人暮らしですと自制がきかずにアルコール依存に陥る人も多くなると予測されて います。やはり、一日の酒量は決めてそれを守る努力は必要です。
④ スマホ、ネット依存症
これはもうすでにコロナ禍以前より多くの人が無自覚のうちにスマホ依存症になっているのではな いかと思いますが、今回の自粛生活で一層、一日のうちスマホやパソコンを眺めてネットサーフィン や SNS 閲覧に多くの時間を割く人が増えているのではないでしょうか。アルコールと同様必要時以 外でスマホを眺める時間も決めるべきかもしれません。
⑤ 悪者探し
中世の魔女狩りのように、むりやり悪者を仕立て上げて槍玉にあげて誹謗したりと他人を攻撃する人 が多くなってきているようです。感染者やそれに関わる人への中傷、釣銭を渡すために手が触れたコ ンビニ店員を殴りつけたり、宅配業者にいきなりアルコールスプレーを吹きかけたりする人もいると 聞きます。他人をストレスのはけ口にせず、心を平静に保つ工夫が必要ですね。
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