2019年06号
癌の妙薬ビワの葉温灸
昔から日本で民間療法で利用されてきたビワの葉の効果の源は「アミグダリン(ビタミンB17)」という成分にあることがわかってきました。さらにビワの種には葉の1200倍以上のアミグダリンが含まれていることが分かり、予防医学の立場からも注目を集めています。1950年、米国サンフランシスコの生化学者、アーネスト・クレイブス博士はアンズの種(杏仁)からアミグダリンを抽出し、結晶化して「レートリル」と名付け、癌の治療に使用しました。アミグダリンを多く含むのは、アンズの種、ビワの種や葉、梅の種、アーモンド、アルファルファ、プルーン、タケノコ、玄米、大豆、小豆、蕎麦、ゴマなどです。
アミグダリンは体内に入ると癌細胞の中に大量に含まれるベータ・グルコシターゼという特殊酵素によって加水分解され、青酸とベンツアルデヒドとが遊離します。この二つの物質の相乗毒性が癌細胞を破壊するのですが、正常細胞ではローダネーゼという保護酵素があるので両物質は無害化され、影響を受けません。顕微鏡で見るとまるで癌細胞が殺虫剤をかけられたハエのように次々と死んでいくそうです。また、アミグダリンが分解されてできる安息香酸は抗リウマチ、殺菌、鎮痛に効果を発揮し、中でも鎮痛作用は絶大で末期がんの痛みを和らげたり神経痛やねんざの痛みなどにも効果を上げています。表面に出ている乳癌や皮膚癌、肺癌、胃癌など内臓癌にも効果的です。
参考文献:「非常識の医学書」実業之日本社(p264.265) 西 邦光
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