2018年05号
微量の放射線はプラスの効果
ホルミシス、聞きなれない言葉ですが、微量の放射線の持つプラスの効果のことです。わかりやすく言うならばラジウム温泉効果のようなものです。ホルミシスはアメリカのミズーリ大学の教授であったトーマス・D・ラッキー博士が作った新しい言葉です。
多量に使うと非常に害のあるものでも、少量で使うとプラスの効果を出すという・微量の放射線の持つ体のいろいろな機能を活性化する働きのことです。自然界には空気や宇宙、大地、食べ物などから放射線が私たちに降り注いでいたり体に直接入ってきたりしています。どんな人でも一年に2.4mSv(ミリシーボルト)くらいの放射線はいつも浴びています。長い間、放射線は浴びれば浴びるほどその害が蓄積していくと考えられてきましたが、最近、少量の放射線はむしろ体の活性化を促していると提唱されています。放射線というと思い浮かぶのは放射線治療ですが、ホルミシスの放射線は微量で免疫力にも有効に働きます。体に程よい刺激を与え、生きる力を増す効果があるものです。自然界にある、微量だとちょうどよい働きを体の中で発揮しているホルモンやサイトカインを科学的に合成し体外から与えてしまうのは体を傷めてしまうことにほかなりません。放射線は悪いと一方的に決めつけないためにも大事になるのは量的な概念です。どのくらいの量なのかは議論があるところです。また、ホルミシスがどういう仕組みで起こるのかはいまだ解明されていません。
参考文献:「非常識の医学書」実業之日本社(p244.245)
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