2016年06号
半日断食を体験した人にお勧めするのが本格的な一日断食です。週末にだけ行うのも良いでしょう。体質を改善したい人で3~10日間行いたい場合は素人ではまれに危険なこと(低血糖状態=イライラ、不安感、震えなど)があるので、断食を行っている施設を調べて、そこで行うべきです。断食を続けていくと好転反応(瞑眩反応)と呼ばれる自分の体の弱い箇所が痛くなったり、辛くなったり、まるで病気のような症状が出ることがあります。断食中は排泄を促している期間中なので便秘にだけはならないように注意しましょう。喉の渇きや空腹感を感じた場合は生姜をほんの少し入れた紅茶やハーブティーを飲み、潤します。断食を始めてから排泄のピークはおよそ四日目です。尿が濃くなり、口臭がきつくなり、舌苔の色も濃く厚く、口中が苦く感じるようになってきます。多くの人が滞在しているのでサナトリウム(断食を行う保養施設)の中の空気まで独特のにおいが漂うほどになります。いかに食べないことで排泄が促されるかがわかります。断食中にめまい、ふらつき、手足のしびれ、動悸などの低血糖の症状が表れたら、飴玉をなめて様子をうかがい、それでも症状が改善しないようなら、断食を中断して必ず医師の診断を仰ぎましょう。既往症があったり、病気療養中の人は必ず医師と相談のうえ行ってください。
参考文献:「非常識の医学書」実業之日本社(p194、195) 日本氣鍼法学会会員 西 邦光
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