2006年 11月号
ますます秋も深まり、空は高くなり、山の木々も色づきを増してまいりました。皆さんにおかれましてはいかがお過ごしでしょうか?秋と言えば食欲の秋! 何を食べても美味しく感じてしまい、ついつい食べる量も増えてしまって、お腹まわりが、気になってしまいますね。
食べると言えば、皆さんは「医食同源(いしょくどうげん)」という言葉を聞かれたことがおありでしょうか?「医」とは狭い意味では「薬」という意味がありますので、この言葉は「薬と食事は同じ源をもつ」と、こんな意味合いなのでしょうね。食べ物というのはもともとしょうやく生薬(植物や動物、鉱石など漢方薬の材料)と同じ自然の中で育ち、得られているもので本来食べ物と薬は区別できないものだったから、こういう言葉が生まれたのかもしれません。昔から実生活のなかで、食べ物が薬に、もしくは薬が食べ物になることがよくありました。身近な例でいうと、ショウガやシソ、ネギといった食材は漢方薬などでも多く使われます。これらが「薬味」と呼ばれるのはその為です。
近年、医学、栄養学の分野からもやはり食べ物には人間の健康を維持する重要な働きがあることが現代科学による研究からも、よりはっきり分かってきました。最近よく耳にする「生活習慣病」も悪い食生活によることが大きいのです。もう一度古くからの知恵を見直し、食と健康を真剣に考えていくのが「医食同源」や「食養」といった考え方なのです。
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