2018年09号
人間はたった0.5度下がっただけで体は冷えを感じダメージを受けます。低体温が恒常的に続くと体内にある3万種類の酵素もうまく働かず、排泄機能の低下や自律神経失調症、アレルギー症状などが出てきます。熱で動いている人間の体にとって、体温は生命力そのものなのです。体温の1日の変化をみると、一番低くなる時間帯は午前3時から5時、その後体温は午後5時頃まで上昇し続けます。最低体温と最高体温の差は1度くらいあります。1日のうちで最も低い午前3時から5時の時間帯には死亡率が最も高くなります。ぜんそくや異型狭心症の発作、潰瘍性大腸炎の腹痛もこの時間帯に起こることが多いのです。また、体温は年齢とともに変化します。赤ちゃんは赤血球が多く体熱が高い状態で生まれて来るので赤いのですが、年齢とともに平熱は下がってくるので高齢者になると白髪になり白内障を患い皮膚に白斑などが生じてきます。体が冷えるとともに白く硬くなってきます。白は冷えを表しています。高齢者になると体の筋肉や骨、関節などが硬くなりこわばりや硬直、関節の可動域に減少や痛みの生じてくるわけです。体の内と外はまさに表裏一体ですから、外側が硬くなっているのに内側が柔らかいことはありません。 参考文献:「非常識の医学書」実業之日本社(p250.251)
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