2020年10号
前回に引き続き、セロトニンについてお話ししたいと思います。最近では幸せホルモンと呼ばれるようになったセロトニンですが、前回お話ししましたようにセロトニンとはストレスに対して効能のある脳内物質です。このセロトニンの分泌を増やす方法について、ご紹介します。
①適度な運動
運動の中でもセロトニンの分泌を促すのは比較的単調な有酸素運動です。ウォーキングや水泳、サイクリングなど単調でリズミカルに長時間継続するものが良いようです。呼吸や咀嚼でもその効果はあります。
②充分な睡眠
脳は複雑で高度な活動を行いますので定期的に充分な休息を与える必要があります。寝不足が続くと些細なことでイライラしたりクヨクヨしたりと脳の機能も低下してしまいます。そして睡眠の質を上げるために就寝時間と起床時間は平日休日関係なく固定して、就寝前にはテレビやスマホ画面の強い光を見ないようにしましょう。
③感情を動かす
意識的に脳を活動させることでセロトニンを増やすことができます。日常生活の中で喜怒哀楽の感情をなるべく引き出すようにするとセロトニンの分泌量は増えます。最近では、涙を流すことでセロトニンが増えると言われています。涙を流すと交感神経から副交感神経に切り替わり、その際にセロトニンを分泌する神経が活性化され、セロトニンが増加します。また、涙にはマンガンが多量に含まれています。このマンガンが一定量を超えて溜まるとうつ病のリスクが上がるとも言われています。涙と一緒にマンガンを出すことでうつ病のリスクを軽減できるということです。
西 邦光
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