2018年10号
皮膚や筋肉など体の外側が硬くなってくると共に体の内側の血管なども硬くなりがちで、心筋梗塞や脳梗塞のリスクが上がってきます。梗塞の根本の原因は血液の固まりである血栓です。本来なら温かい体内で血栓が出来てしまうのは体が冷えていることを示しています。生活の中にはストレス、運動不足、体を冷やす食生活、冷えすぎるクーラー、シャワー、薬品など実に多くの体温低下の原因があります。そこで体を内と外から温めて冷やさない工夫が必要になります。外から温めるには運動を行うことです。人間の筋肉の70%以上が足を中心として下半身に集中しているので、ウォーキングやスクワットなど下半身を使う運動は熱の生産量を増やして冷えを防いでくれます。また、お風呂でも、シャワーよりも湯船にキチンと入って全身の血流を良くし、新陳代謝を促進して体温を上げましょう。内から温めるには、食べ物の選び方や食べ方に気を付けることです。体を冷やす陰性の食品の食べすぎや水分のとり過ぎ、塩分の過剰な制限は体を冷やす原因になります。食べ過ぎは胃腸に血液が集中し体全体の筋肉に送られる血液が少なくなるため低体温の原因になります。少食につとめることが体温の上昇につながります。このほか甲状腺ホルモン剤を除くほとんどの薬品は体を冷やす原因となります。長期間使用しないで済むよう健康レベルを上げましょう。最も健康的で免疫力の高い平均36.5~37.0度を目指して体温を低下させる原因を取り除いていきましょう。
参考文献:「非常識の医学書」実業之日本社(p250.251)
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