2018年08号
低体温は病気を招く
わたし達が生命を維持するにはある一定の体温が必要です。体温の低下はさまざまな病気の発生と関係しています。約50年前の日本人の平均体温は36.8度とされていましたが、現在はこの体温を持つ人はまれで、殆どの人が36.0度、35度未満の人もいます。患者さんの体温を測ってみても、低体温の人が非常に多いことがわかりました。体温と免疫力は密接な関係があり、体温は免疫力を表している誰でも分かりやすいサインなのです。もっとも健康で免疫力の高い平均体温が36.5~37.0度です。体温が一度下がると免疫力が30%以上も下がり、体温が1度上がると免疫力は5~6倍になります。体温が下がるに連れて血流が悪くなり、あらゆる新陳代謝が低下し様々な障害が生じてきます。癌は体温35度で最も増殖し、39.3度以上で死滅すると言われています。癌もある一面低体温によって起こる病気なのです。欧米では癌治療の成果が着実に向上していますが、日本ではその逆に死亡者が増えている実態にあります。これは日本人の低体温が大きく影響しているのは間違いないと思っています。もともと人間の起源は体毛を持たないことからも熱帯地方と考えられ、学説では300万年前アフリカ大陸でゴリラから派生したものと言われています。その為暑さは大丈夫でも寒さに対する調節機能を持っていないので、冷えに弱く体温が下がると万病にかかりやすくなります。
参考文献:「非常識の医学書」実業之日本社(p248.249)
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