〜月刊 ハリ師の健康話〜

西院長による、月一回更新の健康講座ブログです。



2007年4月号 「食の健康(春菊)」

日本氣鍼法学会会員  西 邦光


 4月となり桜も咲き、いよいよ春本番ですね。春という季節は今まで冬の間にじっとしていたものが動き出す季節です。動き出すものは良いものばかりではなく、痛みや病気までもが現れやすい時期でもあるのです。過ごしやすい春にこそ、「健康」というものをしっかり意識したいものですね。そこで8つの健康習慣というものをご紹介します。@喫煙をしない。A過度の飲酒をしない。B毎朝朝食をとる。C毎日7〜8時間眠る。D毎日9時間以下の労働にとどめる。E身体運動スポーツを定期的に行なう。F栄養バランスを考えて食事する。G自覚的ストレス量が多くない。…だそうです。また、これに対して「亭主を早死にさせる10か条」などというものもありまして、@うんと太らせる。A座らせる。B酒をうんと飲ませるC塩分の多い味付けに慣れさせる。D動物性脂肪をたくさん食べさせる。Eコーヒーをガブガブ飲ませる。Fタバコを勧める。G夜更かしをさせる。H旅行に行かせぬ。I終始文句を言う。…だそうです。後者は反面教師として参考にしていただきたいものです(笑)
 さて今回は春の野菜ということで、春菊についてお話ししたいと思います。春菊の原産は地中海地域で、日本には室町時代に中国を経て渡来したと言われています。葉緑素・ビタミンA・ビタミンB群・ビタミンCのほか、鉄・カルシウムなどのミネラルも多く含まれる野菜です。また、コレステロール値を下げる働きのあるクロロフィルが豊富に含まれます。さらに、体細胞を丈夫にするβ‐カロチンの含有量はトップクラスで、肌の美容効果が高いと言われています。春菊の茎葉の特有な香りのもとは春菊に含まれている精油分です。これには食欲増進作用、去痰作用(たんを切る働き)があります。繊維も多く含まれていて、これが腸管壁を刺激し、通便に役立ちます。食用以外では、春菊の生汁をしぼって、うち身やねんざに温湿布したり、青汁でしもやけをマッサージすると効果があります。また、春菊を伸長した茎葉をそのまま陰干しし、布袋につめて風呂に入れると、体が温まり、肩こり、神経痛、冷え性などに効きます。