2016年03号
食事と自律神経はとても深い関係があります。消化活動は副交感神経の働きで行われているため、食事という行為自体がストレスを解消し自律神経のバランスを整える方法です。ですから、ストレスのある人ほど過食に走りがちなのは副交感神経でバランスをとろうとしているためです。
食品には副交感神経を優位にするものと交感神経を優位にするものがあります。交感神経を優位にするものは塩分です。料理にたくさんの塩を使うと交感神経は優位になり血管が収縮し心身は興奮状態になります。免疫は低下していくこともあります。副交感神経を優位にするのはマグネシウムやカリウム、カルシウムなどのミネラルです。食品としては玄米や海藻、キノコなどの野菜。これらは食物繊維を豊富に含んでいます。こうした食物繊維の多いものはなかなか簡単に消化ができません。腸はなんとかこれを消化しようと腸管を一生懸命動かします。たくさん食べすぎると腸管はオーバーワークして逆に便秘になります。腹八分程度に食べるのが基本です。
このほか、ワサビやからし、生姜などの独特の香りや味がする薬味、苦みのある食べ物、酸っぱいものや梅干しも食べると排泄しようとする反射反応が起こり胃腸の働きが活発になります。そして排泄量が高まって体の中がきれいになっていきます。(中略)しかし、食事にこだわりすぎてはいけません。こうしなければならないと決めてしまうとかえって大きなストレスになるからです。
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